06
11月

BSジャパン「未来EYES」(2016/11/6)

「未来EYES」(BSジャパン, 2016/11/6)で、「弱いロボット」やICD-LABの活動を取り上げていただきました。

(オリジナルは、ここです)

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人とのコミュニケーションの成立や社会的関係の形成過程、人との関わりの中での認知発達機構の解明などを狙いとした次世代ロボットの研究を行っている、豊橋技術科学大学情報・知能工学系 教授・岡田美智男さん。
岡田さんがロボット・デザインで心がけるのは、機能の足し算ではなく、引き算の発想だという。あえて欠点を持たせ、人に関わりを求める「弱いロボット」とは?
開発思想の裏にあるのは、あくまでも“人のコミュニケーション”。
ロボットが人をナビゲートするわけでもなく、人がロボットの世話をするのでもない、ただ一緒に手をつないで並んで歩くだけのロボット「マコのて」や、まったく役立ちそうにないが、そこに居ないとなんだかさびしいような気持ちがする社会的存在を指向する、仮想的な生き物「Muu(ムー)」など岡田教授がこれまでに発表してきた数々のロボットには共通した設計思想が見られる。それが意図的な”弱さ”だという。
“人”と“モノ”の関係性をあえて”不完結”にし、人に寄り添う「弱いロボット」を研究する岡田さんに迫る。

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