UNIADEXのオウンドメディアNexTalkで〈弱いロボット〉を取材していただきました。
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連載対談「未来飛考空間」第7回
岡田教授と語る「弱さ」が取り持つ、人とロボットのやさしい関係(2017年5月9日号)
ゴミを見つけると、近くにいる人に働きかけて、ゴミを拾ってもらう「ゴミ箱ロボット」など、ロボット単体で完結するのではなく、周りに行動を委ねることで目的を達成する。そんな弱くもたくましい、どこかちょっといとおしい〈弱いロボット〉たちを生み出している研究室があります。豊橋技術科学大学情報・知能工学系のインタラクション&コミュニケーションデザイン研究室です。同研究室の教授であり、『弱いロボット』の著者、岡田美智男先生にお話を伺いました。
小椋 この研究室にいるロボットは、一般的なロボットのイメージとは一線を画したものばかりです。なぜ、このように機能的に完璧ではないロボットに注目しているのでしょうか。
岡田 「あまり役に立たないけど、居ないと寂しい」「自分ひとりではできないけど、周りの人に手伝ってもらって結果として機能を果たす」。そういった関係性を指向したロボットの方が、“これから”な感じがするんですよ。
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